顔のいぼを放置するとどうなる?

顔のいぼを放置するとどうなる?

ウイルス性のいぼだった場合

顔のいぼを放置すると何か悪影響はあるのでしょうか?いぼの種類による、というのが直接的な答えですが、いぼがもしウイルス性のものであれば、ウイルス感染の拡大によるいぼの増加が考えられます。

想像するだけでも嫌なことですが、ウイルス性のいぼには、住み着いたウイルスの生命力が問題となります。ウイルスは、傷口などから侵入して、表皮の最下層である基底細胞に漂着します。

その下は真皮があるのですが、基底細胞は真皮と表皮をつなげており、さらには角質を生みだして皮膚のバリア層を生産する役割を負っています。

ここでウイルスが細胞の増殖を活性化させ、必要以上に細胞を作らせてしまいます。この余分がその上にある層を押し上げてできるのがウイルス性のいぼです。

弊害も無視できない

これを放置すると、盛り上がった部分が何かの拍子で避けた場合にはウイルスも飛び出し、肌の他の部分から侵入して新たにウイルス性のいぼを発生させるという結果になりかねません。

夏場などにプールの利用が始まる時期に合わせて、「水いぼ」という呼称で流行ることが多々あります。いぼの放置は自身が保菌者になって動き回ることも意味しており、周囲への無用な感染拡大を防ぐためにもしっかりと治療しておきたいところです。

しかし悪性の腫瘍やガンと違い、放っておくと転移して全身に害を及ぼすことはありません。しかしいぼが広がるのは想像するだけでも嫌なことであるうえ、傷口になる部分が増えれば増えるほど、他の雑菌による炎症や化膿の発生も考えられます。

痛みや拡大がなく無害だとしても、出来るだけ早い段階で皮膚科に通うなり、いぼケアクリームを導入したりする方が賢明です。

老人性いぼの場合

これが「老人性いぼ」だった場合はどうでしょうか?老人性いぼは脂漏性角化症とも呼ばれる良性腫瘍の一種で、主に新陳代謝の低下や紫外線の影響で発生します。

良性の腫瘍であるため放っておいても害はありません。しかし老人性いぼの大きな特徴は、その黒ずんだ見た目にあると言っても過言ではありません。

これが体中に増えてしまうと見た目が非常に悪くなってしまい、人前で自信を持って歩くのを困難に感じる人もいます。基本的には皮膚の中に沈着したメラニンが原因であるため、除去には液体窒素やレーザーによる治療が必要となります。

見た目がどんどん悪くなる前に、対策を講じておくのは賢明なことでしょう。他にもいぼの原因はたくさんあり、実はガンだったというケースも少なくありません。やはり早期発見と対処に努めておいて損はないでしょう。