顔のいぼはウイルスが原因?

顔のいぼは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)に大きく分けることができます。

尋常性疣贅はウイルスによって生じるいぼで、老人性疣贅は加齢による皮膚のターンオーバーの乱れが原因となって生じるいぼです。

そのため、顔のいぼが必ずしもウイルスによるものとは限りません。

ただ、顔のいぼがウイルスによるものである場合、ウイルスを取り除くための治療を受ける必要があります。

ここでは顔のいぼとウイルスの関係について説明しますので、ぜひチェックしてください。

>顔のいぼはなぜウイルスによって生じる?

顔の皮膚が極めて健全な状態であれば、ウイルス性いぼができる可能性は低いと言えるかもしれません。

逆に、顔の皮膚が健全な状態ではない時はウイルス性いぼができる可能性が高まると言えるでしょう。

頭に置いておかなければならないのは、ウイルス性いぼは皮膚の微小な傷から感染するということです。

また、ウイルスが傷口から侵入したとしても、免疫力が強い状態であればウイルス感染を予防できる可能性があります。

つまり、皮膚に微小な傷があり、免疫力が落ちている状態であれば、ウイルス性いぼができやすいというわけです。

顔の場合、髭剃りや眉剃りなどで皮膚に目に見えない傷がつく可能性がありますので、ご注意ください。

顔のウイルス性のいぼを治療するには?

顔のウイルス性いぼは、皮膚科で治療することができます。

皮膚科では液体窒素療法やレーザー治療、電気メス、ヨクイニンなどによる治療法が用いられていますが、それぞれの治療法の治療効果はどうなのでしょうか?

治療跡についても以下で説明しますので、参考にしていただければ幸いです。

  • 液体窒素療法
    液体窒素療法は、液体窒素をウイルス性いぼに塗ることでウイルスを凍結死させる治療法です。治療効果は高いとされていますが、手作業による治療となりますので、いぼの個数が多かったり、いぼのサイズが大きいと治療期間が長くかかってしまいます。液体窒素療法は多くの皮膚科がメインの治療法としていますが、液体窒素をいぼ周辺の皮膚にも塗布してしまった場合、跡が残る可能性があります。液体窒素療法の詳細については、こちらを参考にしてください。

    ⇒「 首のいぼは液体窒素療法で治る?治らない?液体窒素療法のメリットとデメリットとは 」


  • レーザー治療
    レーザー治療は、紫外線レーザーや炭酸ガスレーザーによって生じる熱エネルギーを利用し、ウイルス性いぼを焼き切る治療法です。治療効果は非常に高いとされています。皮膚科の他、形成外科や美容クリニックでも取り入れられており、治療跡が残りにくいため、特に顔のウイルス性いぼであればレーザー治療を受けたほうが良いかもしれません。レーザー治療については、こちらで詳しく解説されていますので、参考にしていただければと思います。

    ⇒「 首のいぼの治療跡を残したくないなら炭酸ガスレーザー療法!炭酸ガスレーザー療法のメリットとデメリットとは? 」


  • 電気メス
    電気メス療法は、電気が通ったメスでウイルス性いぼを直接除去する治療法です。サイズが大きいウイルス性いぼや難治性いぼは、まずいぼを削ってから液体窒素療法などを行うケースが多いのですが、いぼを切る際に電気メスが使用されることもあるようです。

  • ヨクイニン
    ヨクイニン療法は、ハトムギの種子から抽出したヨクイニンエキス配合の内服薬を服用する治療法です。ヨクイニンには免疫細胞の力を強めたり、皮膚のターンオーバーを整えるなどの作用があるとされており、本来の自然治癒力を引き出してウイルス性いぼを撃退します。治療効果は高くなのですが、跡が残りにくく、皮膚科に通う必要もありません。ただし、難治性いぼやサイズが大きないぼの場合、ヨクイニン治療だけでの完治は難しいとされています。

なお、顔のいぼの治療法についてはこちらのページにまとめています。

顔のいぼの治療法をより詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。

⇒「顔のいぼを治療しよう」

顔のウイルス性のいぼは感染する?

顔のウイルス性いぼは、他の部位に感染する可能性があります。

ウイルス性いぼは皮膚にある小さな傷口から侵入することで感染し、いぼを生じさせますので、皮膚に傷があれば顔以外の部位にも感染してしまうでしょう。

そのため、皮膚に傷がついたら絆創膏やガーゼなどで傷口を保護してあげることが大切です。

また、上記にも記載していますが、免疫力が落ちている状態だとウイルスに対する抵抗力が弱まってしまいますので、日頃から免疫力を高めるよう努めてください。

栄養バランスの取れた食事にしたり、規則正しい生活習慣を送るだけでも免疫力が高まると言われているため、ウイルス性いぼの予防のためにもぜひ実践してみてください。